書影データ取得くんのヘルプ
最終更新日: 2025-02-17 (作成日: 2023-08-29)
ここがポイント
- 書影データを取得するツールです。図書館の広報物で本を紹介するときなどに活用できると思います
- 「書影データ取得くん」自体も、「書影データ取得くん」を利用して取得した書影データも、どちらも無料で利用できます
- 現時点では、国立国会図書館サーチの書影APIとGoogleブックスからデータを取得します。また、openBDからのデータ取得についても、今後対応する予定です
- 「書影データ取得くん」で取得した国立国会図書館サーチの書影APIのデータは、非営利目的の利用に限って使えます。また、それらの書影データの利用時は、出所記載が必要です(例: 「この広報物に掲載した書影は、国立国会図書館サーチの書影APIのデータ(データ提供機関: 出版情報登録センター)を利用しています」など)。なお、この出所記載の例を書くにあたっては、国立国会図書館サーチヘルプの「APIのご利用について」ページ内にある、「クレジットの表示」の部分を参考にしました
- Googleブックスの書影の利用については、少し込み入っているので、「利用規約」や「ブランドの取り扱いガイドライン」などのページをご参照ください。Googleへの帰属表示や、書籍ページへのリンクなどが必要です。なお、上記「利用規約」のページに、「お客様は、ウェブサイトとアプリケーションのユーザーに、Books APIを使用して送信したコンテンツ(名前やニックネームなど)がGoogleサービスで公開される可能性があることを通知する必要があります。」と記載されています。「書影データ取得くん」ではそういった情報を送信する状況がないので、特に通知は行っていません。ご承知おきください
- openBDのデータは、本の販促・紹介のためであれば、営利目的・非営利目的問わず使えます
- いずれの書影データについても、公式の利用ルールを確認していただき、各自の責任でご利用ください
使い方
- テキストボックスにISBNを入力します
- 「書影データを取得」ボタンを押します
- 表示された書影の画像をダウンロードして利用します
補足
ISBNの入力
- ISBNは改行で区切ることで、一度に50件まで入力できます
- 書影データを取得するときは、有効なISBNを入力しないと取得を開始できません。なお、データ取得に不要な文字は自動で取り除くため、ハイフンのような記号を含んでいても大丈夫です
キーワード検索によるISBNの追加
- 「検索してISBNを追加」画面から、キーワード検索によるISBNの追加ができます。なお、このキーワード検索では、楽天ブックスの機能を利用しています。「検索してISBNを追加」画面に表示される書影・書誌データは、検索結果の確認以外には利用しないでください
- 「検索してISBNを追加」画面に書影が表示される本であっても、「書影データを取得」ボタンを押してデータを取得した際に「画像なし」となる場合があります。これは、先述したように「検索してISBNを追加」画面で表示されるデータは楽天ブックスに由来するものであり、「書影データを取得」ボタンを押したときのデータ取得先とは別であるためです
書影データの取得
- ISBNによる取得で書影データが無かった場合、自動でJP-eコードによる取得を試みます。JP-eコードによる取得でも書影データが無かった場合は、「画像なし」画像を表示します
- 「画像なし」画像は、国立国会図書館サーチの書影APIに由来するものではなく、こちらで作成したものです。必要に応じて図書館の広報物などでお使いください。「画像なし」画像については、出所記載は不要です
書影データのダウンロード
- 表示された書影の画像は、「書影データをまとめてダウンロード」ボタンを押すと、一括ダウンロードできます。ZIPファイルとして圧縮されているので、展開(解凍)してお使いください。また、一括ダウンロード以外に、個別の画像をブラウザの右クリックメニューなどからダウンロードする方法もあります
- ZIPファイルとしてダウンロードした場合、国立国会図書館サーチの書影APIから取得した画像は、「ndl_search」という名前のフォルダに入っています。また、今後openBDのデータ取得に対応したときは、それらの画像は「openbd」という名前のフォルダに入ります
- Googleブックスの書影データは、一括ダウンロードの対象にしていません
Q&A
「画像なし」と書かれた画像が表示されることがあるけど、これは何?
その本の書影データが無かったことを意味します。「書影データ取得くん」のデータ取得先に登録されている書影データは、現時点では限定的であることをご承知おきください。
国立国会図書館サーチの書影APIのデータについて、非営利目的なら利用できるという根拠は?
国立国会図書館サーチのヘルプページに、「国立国会図書館サーチの書影APIから取得した書影画像を、個人・非営利団体が無償で提供するウェブサービスにおいて検索結果に表示する等、非営利目的での書影APIの利用は当館への申請なくご利用いただけます。」との記載があります(確認日:
2024年2月17日)。
openBDのデータについて、本の販促・紹介のためであれば、営利目的・非営利目的問わず使えるという根拠は?
openBDの公式ページに、「openBD
APIが提供する書誌・書影・内容紹介・書評情報などすべての情報は、本の販促・紹介目的に限り使用できます。個人・団体・企業を問いません。」との記載があります(確認日:
2023年8月29日)。
openBDのデータは、いつになったら「書影データ取得くん」で取得できるようになるの?
現時点では未定です。
「JP-eコード」って何?
「JP-eコード」とは、「電子書籍の商品識別コードのことで20桁で構成される」ものです(日本出版インフラセンター 「出版情報登録センター設立に向けて」のp.14より)。国立国会図書館サーチの書影APIのデータの中には、紙版の本の書影データはないものの、電子版の本の書影データはある、というケースが存在します。そのため、「書影データ取得くん」では、ISBNとJP-eコードの両方で書影データの取得を行っています。
作者・連絡先
作者
- 名前: toushirou
- 備考: 福島県内の高校に勤める学校司書です。
連絡先
info@milc.jp使用素材などのクレジット表記
書影データ
データソース名 | データプロバイダ | リポジトリ番号 |
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国立国会図書館サーチの書影API | 出版情報登録センター(JPRO) | R100000137 |
Googleブックス (Dynamic Links) | ― | ― |
書影・書誌データ (「検索してISBNを取得」画面で利用しているもの)
データソース名 | データ提供サイト | 出所記載 |
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楽天ブックス書籍検索API | 楽天ウェブサービス | Supported by Rakuten Developers |
アイコン画像
データ名 | データ提供サイト | ライセンス |
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